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2008.07.31

闇の子供たち

昨日PC修理に行ってきました。
思ったより高くついてしまい、しばらく発泡酒生活になりそうなリカー子です。

今回は映画じゃなくて本。
闇の子供たち

闇の子供たち (幻冬舎文庫)
闇の子供たち
梁 石日


とてもとても考えさせられる本です。
なので真面目モードON。

梁石日氏の本といえば、自身の実体験を元にかかれた作品や実際に起きている社会的問題を取り上げた作品ですね。
今回は後者の方。
タイで行われている幼児売春や臓器売買などの恐ろしい実態とそれに立ち向かうNGO団体の苦悩を描いている作品です。

もうもう、酷いという言葉しか浮かびません。
これが本当に起きていることなのか?
タイは一度観光で行ったけど、みんな優しく明るくとても良い印象しか残っていません。
私が観たのはほんの一部なんですね。

日本人に生まれ、日本に住んで適当に暮らせている私には想像を絶する世界です。
貧困に喘ぐ山岳地帯の子供や難民キャンプの子供たちを買ったり連れ去ったりして、都市部の売春宿で働かせる。
それも小学校低学年の年の子をですよ・・・
もちろん自分の子供を売ったりする親も酷いと思いますが、その子供たちを金持ち達が性の道具としてお金を払って買ったりすることでこのような事態を招いている。
子供たちには選択肢がありません。
大人たちの快楽の道具として散々弄ばれた上、エイズにかかれば生きたままゴミ捨て場に運ばれたり、男の子は薬を大量に摂取させられ死亡したり・・・
もちろん買うのは裕福な外国人たち。恥ずべき事に日本人も。
しかも売春宿で働かされた後、臓器提供という救いようのない人生を歩む女の子も・・・

これはあくまで小説(フィクション)なので誇張されて描かれていることもあると思うが、多かれ少なかれこのような問題が実際に起きているのだ。
己の欲求を満たすため子供を性の道具として扱う大人、自分の子供が助かれば貧乏なタイの子供の臓器を買うことを厭わない両親・・・
全てお金で解決させます。
人の命に差があるんです。

このような悲しい子供たちを1人でも多く救おうと、NGOが奮闘します。
でもやはり悲しいかな、政府もNGOの味方ではないんですよね。
やはり全てお金が絡んでくるんです。

このような状況を打破するためには、やはり一人ひとりが現実に目を向けて、より多くの人が声をあげなくてはいけないんですよね。
そして何より、子供たちを買わないことに尽きるんじゃないかな。
需要があるから供給するんです。
誰も買わなければビジネスも成り立たなくなり、幼児売春もなくなり、闇から闇へと葬り去られる子も減っていくのでは・・・

そして臓器移植に関しては、患者家族にとっては深刻な問題。
何が何でも自分の子供を救おうという親の気持ちは当たり前です。
しかしそれによって他の子供の命が奪われるというのは・・・

貧乏な家に生まれた子供と金持ちの家に生まれた子供の命は、生まれた瞬間から価値が違うのでしょうか。

この小説、あまりにもショッキングな内容で耐えられない人も多いと思うけど、この本を読んでこんなことが世界のどこかで起きているという問題意識を一人でも多くの人がことが大切なのかな。
そして自分も飲んでばかりではなく、もっともっと世界の事を勉強しなくてはと思った。

ちなみに映画になるそうですが・・・
どうなんでしょうか?
どこまで小説の生々しい迫力出せるのでしょうねぇ?
「闇の子供たち」オフィシャルサイト

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この記事へのコメント
昼と夜、全く違うバンコクの歓楽街を見ると、この話がとても現実的に思えます。歩けない子供が物乞いをしていたり、明らかに未成年と思われる女の子が店先に立っていたりします。「クライマーズ・ハイ」は原作の方が良かったので、この作品も映画はどうかな?と思っていますが、梁石日さん原作の映画化作品、良い作品が多かったので、少し期待してます。
応援凸
Posted by Whitedog at 2008.07.31 14:25 | 編集
そうですかぁ、PCが復活したのですね。今夜はプアなお酒で祝杯をあげましょうね(笑)。
十数年前にシンガポールへ会社の上司と旅行に行きましたが、タクシーに乗るとすかさず運転手が「1時間100$で可愛い娘と遊び放題の場所があるけどご案内しますか?」と流暢な日本語で言われたのにはビックリでした。上司はその気まんまんでしたが、僕は断りました。
だから「日本男子御一行様=買春ツアー」なんてレッテル貼られるんだろうが!旅の恥はかき捨て・・という言葉をいつから日本人は履き違えてるのだろうか。武士道も古の彼方なのかと思うと寂しい限りですネ。
Posted by 番犬ガルム at 2008.07.31 18:28 | 編集
本は読んだことなかったんですが
もうすぐ上映する映画の中で観かった上位です!
何かすごく考えさせられる出来事ですよね・・・
映画もちゃんと伝えるべきことが描かれていてほしいと思います
本も今度チェックしてみますね。
Posted by e r i c a at 2008.07.31 21:19 | 編集
まずはPC復活おめでとうございます。
重いテーマですけど、こういうものから目を逸らしてはいけないんですよね。これはフィクションとは言え、未だ児童買春が各国で蔓延っている現実。それを知るだけでも憤りを感じます。知った上でアクションを起こさないといけないのでしょうけど、何をしたらいいのか分からないというのが実情です。
これは、ホントに素面のときに読んでみたい本ですね。
Posted by RIP at 2008.07.31 22:57 | 編集
Whitedogさん
梁石日さん作品は映像化されてもそれなりに素晴らしいとは思いますが、果たして小説の迫力に近づけるのか疑問です。映像となるとやはり難しい点が多々あるように感じます。

クライマーズ・ハイは小説も映画も観てませんが、今度小説を読んでみようと思います。
Posted by リカー子 at 2008.08.01 15:50 | 編集
番犬ガルムさん
あららそんな体験したのですね。
タクシーの運転手さんの日本語がそこまで上達するほど、日本人は通っているんでしょうね。ん~みんな同じに見えるのは悲しいですね。
「旅の恥はかき捨て」確かに意味を履き違えている方が多いですね。そんな方には是非「旅の恥はお持ち帰り」して欲しいですね。
Posted by リカー子 at 2008.08.01 15:55 | 編集
e r i c a さん
本、かなり強烈なので覚悟して読まれたほうがよろしいかと。
映像でどこまで表現できるのか?ちょっと抑えた感じになりそうですが。。。
一人ひとりが問題意識を持つことが重要ですので、1人でも多くのに現実を知ってもらいたいですね。
Posted by リカー子 at 2008.08.01 15:58 | 編集
RIPさん
本当に何をしたらいいのか、どうやったら彼らを救えるのかちっぽけで不甲斐ない自分に憤りを感じてしまいます。。。
マフィア・政府が絡んでいると、なかなか問題解決には難しく時間がかかるのでしょうね。
そうですね、この本は素面のときに読んだ方がいいかもです。
Posted by リカー子 at 2008.08.01 16:02 | 編集
タイは私も観光で行ったことありますが
裏にそんな世界があるとは思えない穏やかさでした
表面だけ見て楽しんで帰ってきてしまいました

本は私にはハードルが高そうなので
映画で見てみます
梁 石日さんの「血と骨」はやっぱり映画より
原作の方が良かったな~って感じでした

ポチ☆
Posted by まる at 2008.08.01 20:59 | 編集
お久しぶりデス♪ゆうじろうッス。
リカー子さんのおかげで、画像のキャプチャーの仕方が
なんとなく分かりました☆どうもです^-^

にしても・・・この作品知ってますよ!!!
つい、最近ラジオで特集やってましたから( ̄□ ̄;)
どうやら、撮影の期間は一ヶ月のみだったらしく
それ以上だと、撮影スタッフが暗殺される可能性が・・・・
とても、メッセージの強い作品だと思うので
たまには、真面目モードで観るのもいいかもデスね^0^
Posted by ゆうじろう at 2008.08.04 00:24 | 編集
まるさん
そうですね。小説を超えるのってかなり難しいですよね。
私も表面だけ見て楽しんで帰ってしまった組です。
タイも観光の収入がとても大きいので、ダークな部分は極力見せないようにしているんでしょうね。
ポチありがとうございます。
Posted by リカー子 at 2008.08.04 11:57 | 編集
ゆうじろうさん
お久です。
画像アップできるようなったみたいで、良かったです。

えーっ、暗殺ですか。
怖いですね。ということはこの問題は現実に起きているということを証明しているようなもんですよね。
真面目モードで是非、観ちゃって下さい。
Posted by リカー子 at 2008.08.04 12:00 | 編集
映画のほうが、本よりマイルドになっているようですよ。
原作を読んでいる方の感想も聞きたいです。
映画館は結構混んでいましたが、リカー子さんにも是非観て欲しいなー
Posted by りお at 2008.08.09 23:10 | 編集
りおさん
そうですか。マイルドですか~。
確かにほんの描写をそのまま映画化することは難しいと思っておりました。先に本を読んでしまうと、映画を観てがっくりということが多々ありますからねぇ。
私も映画絶対観に行こうと思っております。
Posted by リカー子 at 2008.08.11 11:27 | 編集
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